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2020年8月 9日 (日)

『カセットテープ・ダイアリーズ』を見て

さて、今回は映画のお話です。コロナ渦の中、友人と一席空けて、マスクをしながら、『カセットテープ・ダイアリーズ』を見てきました。

 

見られていない方にちょっと説明しますと、時代は1980年代、イギリス在住のパキスタン移民の少年がブルース・スプリングスティーンのカセットテープを同じパキスタン移民の友人から貸してもらって、その音楽から生きる勇気をもらう、といった内容です。

 

原題は”Blinded by the Light”というブルース・スプリングスティーンの曲名なのですが、わかりにくいからか、それとも何か著作権の問題があったのでしょうか?

 

まず私が思ったのは、中学生の頃の自分でした。周りは邦楽(今で言うJ-POP?)ばかり聞いていたのに、私は洋楽(いわゆるMTV世代)ばかり聞いていました。でも、映画の主人公と違うのは、彼はブルースの曲の歌詞がそのまま心にダイレクトに響いてきて、すごく共感しているところです。私はほとんど歌詞がわからないまま、曲を聞いて、それでもなぜかすごくいい!と感じていました。

 

そこでふと思ったのですが、日本人は洋楽の曲(歌)を楽器のメロディーのように聞いて、歌詞がわからなくても好きになれるのではないかと。これは、英語圏の人たちにはできないですよね。逆に日本人が日本語で歌っている曲を歌詞抜きで聞けないように。(最近の速い曲で歌詞がわからないのもありますが^^;)もちろん、日本人でも日本語訳を読んで、英語も勉強して、歌詞から好きになった曲もあるかもしれませんが。

 

私は正直なところ、あまりブルースファンではありませんでした。ヒット曲は知っていましたが。だけどこの映画を見てわかりました。おそらく、ブルースファンは歌詞が好きなんだろうと。メッセージソングだったんですよね。

 

いろいろ考えてみると、そもそも私はこの曲がなぜこんなに好きなのか?という疑問にぶちあたります。「好きなもんは好きなんや!」と言ってしまえばそれまでですが、声が好きだから?メロディー?コード進行?楽器編成?…分析しだすとキリがありません。

 

でも、いくら考えても言いようのないものが残るんです。言わばその曲の雰囲気?あとはその曲に付随するその当時の思い出が付加価値を与えているのでしょうか。

結局は誰かを好きになるのに理由がないように、曲が好きになるのにも理由なんてないのかもしれません。分析なんてしないで、誰が何と言おうとこの曲が好きなんです!という曲がいっぱいあります!きっと皆さんもそうですよね?

 

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