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2020年2月22日 (土)

音楽でタイムトリップ

 ずいぶんごぶさたしてしまい、すみません。最近あまり明るい話題がないですが、こんな時こそ音楽で世界旅行を!ということで、でも今回はさらに時空を超えて、音楽で時間旅行をする話です。

 なんだか昨年は突然歴史に目覚めました。まずは古墳。ちょうど世界遺産になったので、図らずもタイムリーでした。古墳の端には祭壇があって、お祭りがおこなわれていたようです。堀をどうやって渡ったのか?ということも気になったのですが、(史料館の方は船で行ったのではと言われていました。)そこではいったいどんな音楽が奏でられていたのでしょうか?この古墳からは巫女の埴輪は出ているのですが、楽士の埴輪はなかったので、調べてみると、ほかの古墳から小型の琴を膝に乗せて演奏している埴輪が出土しているようですね。雅楽の原型のような音楽だったのでしょうか?テンポは?音階は?タイムマシンでこっそり聞きに行きたいです。

 それから、古い山城に行ってきました。山陰の山城だったので、周りも静かで、近くのお寺にもほとんど人がおらず、今にも鎧を着た人が馬にまたがって現れそうな雰囲気でした。実際その地には過去の兵の血がしみ込んでいるわけです。いろんな人たちがいろんな思いをそれぞれ持って生きていたのだ、ということを山が語っているような気がしました。山城はもうありませんが、古い地図に能舞台の跡が描かれていたんです。いつ攻めてこられるかわからない状況で能を観る、というのは現代ではわからない感覚かもしれません。信長や秀吉も能が好きだったようですが、切迫した中でも見たくなるような魅力があったということでしょうか。現代なら、仕事で忙しいビジネスマンがロックコンサートに行く感覚?

 そして、初めて大阪城の薪能に行ってきました。以前から行きたかったのですが、山城を見たので今年こそは!と早めに予約しました。能は予習をしていったので、よくわかり、楽しめました。予習方法は、あらすじをマンガにしたものや、電子書籍で謡曲を読んでいきました。内容がよくわかったので、舞台に集中できました。やっぱり私はあの世界観が好きなのだと思います。ちょっと残念だったのは、周りが静かではなかったことと、照明が明るすぎたことです。飛行機の音、外国人観光客の話し声は仕方ないにしても、近所の建物の屋上レストランで音楽が鳴っていたのはどうにかならないもんでしょうか。せめて、能舞台のある日だけは音量を下げてほしかったです。もうちょっと静かで、薪の炎だけで観れたら、もっと中世にタイムトリップできなのになぁ…残念です。

 さて、最後はおひな様の話です。最近は内裏雛(わかりやすく言うと夫婦?)だけ飾るお家も多いようですが、7段飾りにおられる五人囃子について。よく見ると、太鼓、大皮鼓、小鼓、笛、謡で能楽と全く同じなんですね!調べてみるとおひな様によっても異なるようで、雅楽の楽人や歌人がはいっているものもあるそうです。面白そうだったので、画像を検索してみると、雅楽ヴァージョンでは、楽器は横笛、縦笛(篳篥)、笙、火焔太鼓、羯鼓になるようです。https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/216363ここに琴と琵琶を足して七人囃子というのもあるそうです。ほかにもちょんまげのものもありました。ちなみによく見かける五人囃子は元服前の少年だそうです。だから皆幼い髪形でかわいいお顔立ちなんですね。雅楽の方は元服後の方たちだそうです。

 聞こえないけれど、その頃の音楽を想像してみるのはなかなか面白いと思います。音楽を想像してよいタイムトリップを!

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