私が子どもだった頃(1970年代~1980年代)、七夕はこんなに暑かっただろうか?私は夏が好きだった。蝉の声、入道雲、夕方には夕立があって、朝顔に水をあげたのを悔やんでいた。10月10日の体育祭では、夕方頃涼しい風が吹いていた。
明らかに、今の方が暑く感じる。先日の2023年7月4日は、過去12万5000年間で最も暑い日だったらしい。
https://gigazine.net/news/20230706-world-hottest-day-since-records/
また、2030年代の夏期には、北極の氷が全て溶けるらしい。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230607/k10014092131000.html
そんな中、とても身近な出来事があった。
今年に入って、自宅前の小さな工場が取り壊された。工場の周りには、樹木が生えていて、早咲きの桜のような花をつけたり、柿がなって、カラスが食べたりしていたが、その木々も全て根こそぎ伐採され、更地になった。春になると、どこからやってきたのか、草花が生えて、かわいい花をつけだした。そしてどんどん雑草が増え、6月には隙間がないほど多種多様な雑草が生え、背丈も70~80cmほどになっていた。私は周囲の人たちと、「このまま林みたいになったらいいね」と話していた。
ところがだ。つい先日、工事の担当者が来て、その空き地を駐車場にすると言う。そして、その後数日で、青々としていた草はまた全て刈り取られてしまった。草だって生き物なのに。刈り取られる際、どんなに痛かっただろう。叫び声が聞こえた気がした。
この資本主義社会の中、「空き地を駐車場やマンションにするより、公園や畑にする方が儲かる!」という仕組みができない以上、こんな現象は続いていくのだろう。いくら人口が減っても、土はコンクリートで固められ、クーラーが欠かせないマンションばかり増えていくのだ。
何か、何かできないのか?家にソーラーパネルを付ける、自転車をこいで発電する、野菜を育てる等々…
最近、熊本県立大学の「緑の流域治水」を知った。
https://kumamoto.keizai.biz/headline/204/
このような取り組みが、日本中で広まればと思う。
#脱成長 #環境問題 #大阪市緑化